施工地域 東京都町田市
施工種別 戸建て住宅
築年数 約30年
工期 約7~10日
施工内容 屋上鉄製手摺の塗装工事(ケレン・錆止め・中塗り・上塗り)

施工に至った経緯

築30年を迎えたこちらの戸建て住宅では、屋上に設置された鉄製手摺の老朽化が目立ち始めていました。特に笠木や支柱部分にサビの進行が見られ、見た目だけでなく安全性の面でも不安が生じている状態でした。

雨風や紫外線の影響を長年受け続けてきたことで、塗膜は剥がれ、鉄部の露出が確認される箇所もありました。

今後のさらなる腐食進行を防ぐため、今回、全面的な塗装メンテナンスをご依頼いただきました。

施工の流れ

①ケレン作業(サビ除去・下地処理)

電動工具や手作業により、劣化した旧塗膜やサビを丁寧に除去。塗装の密着性を高めるための重要な工程です。

②錆止め塗装(下塗り)

下地処理後、金属面の腐食を防ぐ高性能な錆止め塗料を全体に塗布。塗料の浸透と均一な膜厚を意識して作業しました。

③中塗り

仕上げ塗装との密着性を高めるため、錆止め後に中塗りを実施。色ムラや塗り残しが出ないよう、ローラーと刷毛を併用して丁寧に施工しました。

④上塗り(仕上げ塗装)

最終工程として、耐候性に優れた塗料を使用し、美観と保護機能を両立した仕上がりへ。光沢感のある塗膜が形成され、視覚的にも美しく生まれ変わりました。

施工後のメリット

メリット 内容
サビの進行を根本から抑制 下地処理と錆止め塗装により、今後の腐食リスクを大幅に軽減。
防水性・耐候性の向上 塗膜が均一に形成され、雨風や紫外線による劣化を防止。
安全性の確保 手摺の強度と安定性が保たれ、安心して屋上を利用可能に。
美観の回復 剥がれやサビによる汚れが一掃され、屋上全体の印象が明るく清潔に。
メンテナンスサイクルの延長 しっかりとした施工により、次回メンテナンスまでの期間を長く確保。
資産価値の維持・向上 建物全体の見た目と機能性が改善され、不動産価値の維持にも貢献。

担当者からのコメント

今回の工事では、見た目以上にサビの進行が深く、表面のケレン作業に時間をかけてしっかりと下地を整えることを意識しました。

鉄部の塗装は、美観だけでなく“錆びさせないための防御”としての役割も大きいため、下塗り・中塗り・上塗りの各工程を確実に重ねて仕上げています。

施工後は塗膜にツヤも戻り、安心してご利用いただける仕上がりになりました。引き続き、定期的なチェックをおすすめします。